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英文要約の勉強 [英文 要約 勉強]

英文要約の勉強法について。
参考書の紹介も考えたが、それより前に勉強法を知るほうが大事。

まず大学入試レベルの長文要約をする前の前提条件:
・中学英語ができない人が高校英語を勉強しても、よほど根性がある人以外はやる気がなくなり時間の無駄。中学1年の英語に戻って最初からやりなおすほうが無難。
・基本となる英単語・英熟語を習得する。
・英文法頻出問題とか英文解釈をやりこむ。

つづいて英文速読。:
一般にいう速読トレーニングは必要ない。
・英語長文問題の参考書・問題集などを利用して英語の長文に慣れる。
・問題文にざっと目を通し、何について述べられているのか、を英語のまま把握する。
英文を日本語に訳しながら読んではダメ。
読解のスピードが遅くなる。また、大学に入れても英語の文献を読むのに苦労する。
段落毎に重要だと思われる箇所に下線を引く、或いは括弧でくくる、又は欄外に英語や日本語で軽くメモをする程度で。
・一番筆者が言いたい事が書かれている一文をみつける。
そして、この主題の把握に大事なのが「Key wordを文の中から見つける」こと。
このKey wordは、最初か二番目の文にあって名詞であることが多い。
だから、Key wordをさがすときは名詞中心にひろい読みをする。これを速読で。

つづいて要約:
・言いたい事に説得力を持たせるための論理をさがす。
例)AとBを比べながら、Aが正しいと言う結論を出すためにキーワードと反対の表現を使うケース。
言いたい事が正しい理由が書いてあるケース。
言いたい事やキーワードは類義語で言い換えている場合もあるので注意。
・~と接続詞を使って文章の構造を書く。
例)~だから~だ。
しかし~だ。
など。
・~にことばを入れて、制限字数+20字くらいで雑でいいから下書きする。
・不要な情報を削除し、言い回しを短くして、字数を調整する。

英語長文の要約は現代文の要約と考え方は同じ。
「どこが要点か」「どこを削るべきか」「どの言葉を選び、どんな文にするか」といった要約だけに焦点を当てた対策もする。
具体的には要約専門の参考書を一冊以上こなしたり、東大の英語の第1問目を解いたりするといい。
毎日、1パラグラフだけで話が分かる記事を読んで、その「要約」を書くのもいい。慣れてきたらパラグラフの数を増やしてみる。
適当な新聞で、トップ記事の第一パラグラフを使うのもいいし、これらを毎日選んで送ってくれるメルマガがあるので、それを利用するもよい。

また、先生に添削してもらうとよい。


それから、勉強法に科学的裏づけが欲しい人は『外国語学習に成功する人、しない人―第二言語習得論への招待』がオススメ。

外国語学習に成功する人、しない人―第二言語習得論への招待の口コミ・評判・レビュー・感想:
第二言語習得論とあるが、単に英語が上手になりたい人が読んでも役に立つ。
研究から導いた傾向を客観的にまとめている。
付録の、知っておきたい外国語学習のコツがよい。


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