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子育てって意味あるの?遺伝に勝てるの? [役立ちそうな事 自分用メモ]

ヤバい経済学 [増補改訂版]で、
子どもが生まれてからの教育VS遺伝について書いてあった。

調査は、
養子に出た子と実の親に育てられた子にどんな差が生じるか調べたもの。

・養子の親となる人は、教育水準と所得が高い傾向にある。
・教育水準や所得が高い親の子は恵まれた将来を送る傾向がある。
・養子に出た子のほうが養子に出なかった子よりも学校の成績が悪い傾向にある。

ここまでだと、
実の親より有利な子育てをするはずの養親のほうが負ける?では子育てには意味が無い?学校の成績は遺伝のほうが影響が大きい?
という話なのだが、

・養子に出た子のほうが稼ぎも多い傾向が高く、大学に通っている可能性も高く、20歳以降に結婚する可能性も高い

という。

ということは、
子どもが小さいうちの学校の成績は先天的な遺伝によるものだけれど、
後天的な子どもの環境は、将来恵まれた生活を送るかどうかに影響をあたえる。
なのか?

ちなみに、ヤバい経済学 [増補改訂版]では、別の調査で
・子どもの為に○○している
(読み聞かせとか美術館に連れて行くとか)
という項目では、子どもに影響をあたえるものは無く、
・親は○○である
(親が受けた教育水準が高いとか所得が多いとか)
という項目が子どもに影響をあたえる、
と紹介している。
子どもができてからドタバタしてもムダという話だった。

しかし、
ヤバい経済学 [増補改訂版]には無い、別の調査で
「親が言わなくても子どもは自分から勉強する」
「ニュースや新聞記事について子どもと話す」
「子どもが小さいころ、絵本の読み聞かせをした」
「家には本がたくさんある」
などが、世帯年収を考慮しても子どもの学力に影響を与える、
とするものもあるので、
ひとつの調査に傾倒するのはやはりよくないのだろう

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